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臨時営業許可と露店営業許可の違いとは?マルシェやイベントに飲食店で出店するために

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「マルシェやイベント、屋台や出店でコーヒー、手作りの食事を出したい!」

 

こんな風に思ったことはありませんか?

 

「でも、マルシェに申し込んでみたはいいけど、どんな許可を取ればいいのか分からない…」という方がほとんどでしょう。そこで今回は、イベントやマルシェなど「一時的に営業許可を取るとき」にどのような手続きを取ればいいのかをご紹介します。

 

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イベントで飲食物を現地調理するには、許可が必要

マルシェやイベントでコーヒーなどのドリンクを提供するとき、食事を調理して提供しようとするとき、絶対に必要になるのが飲食店営業許可(もしくは喫茶営業許可)

 

これがないと、イベントで飲食品を提供することはできません

 

キッチンカーを所有している人なら、「移動式の露店営業許可」をすでに取得しているでしょうが、「これが初めてのイベント出店!」という方は、これから保健所に行って許可を取得することになります。

 

ただ、この飲食営業許可ですが、通常の店舗やテナントで取得する飲食営業許可とは違い、大きく分けて2種類の営業許可があります。

 

イベントごとに取得する必要のある「臨時営業許可」と、1度取得してしまえば、5年間などある程度の期間使える「露店営業許可」です。

 

「何年も使えるんなら露店営業許可のほうがいいじゃない!」と思われるかもしれませんが、実はそれぞれの営業許可にメリット・デメリットがあります。

 

臨時営業許可と露店営業許可の特徴と違い

それでは、臨時営業許可と露店営業許可の違いを簡単に比較してみましょう。

 

臨時営業許可の特徴

・ひとつひとつのイベントやマルシェごとに取得が必要

・露店営業許可よりもできることが多い

・1回きりしか使わないのであれば、露店営業許可よりも安い 

露店営業許可の特徴

・1度取得してしまえば何度も利用できる

・何度も出店する場合は申請費用が安くすむ

・露店営業許可は"しばり"があることが多い

・出店に必要な道具をすべてきちんと自分で所有している必要がある(レンタル不可)

・イベントによっては申し込み時点で露店営業許可が必須になることも

 

もう少し詳しくまとめるとこんなイメージ。

 

「臨時営業許可」は、一度の申請につき一度きりしか利用できませんが、調理の制限などがなく、実店舗に近いカタチで飲食出店をできますし、一度きりであれば申請費用も安くすみます。

 

「露店営業許可」は、一度取得してしまえば、ある程度の期間自由に出店できるようになりますが、臨時営業許可に比べるとしばりも多く、使い勝手が悪いのが特徴です。

 

露店営業許可のしばりとは?

では、露店営業許可のしばりとはいったいなんでしょうか?

 

例を挙げるなら、コーヒーを提供する場合、臨時営業許可だと、その場でミルでコーヒー豆を挽いてコーヒーをドリップすることが認められますが、露店営業許可だと、ドリップバッグなどからドリップするか、そもそもコーヒーをその場で淹れることが認められない場合もあります。※自治体によって変わります

 

こうした場合、「どうしてもお客様の前でドリップコーヒーを提供したい」という方は、毎回イベントごとに臨時営業許可を取得する必要があります。

 

また、露店営業許可を取得する場合、テントやテーブルなどの備品を保管しておく施設の届け出が必要になります。自宅でも構いませんが、「その備品だけのための保管スペース」をきっちり確保する必要がありますので、注意しておきましょう。

 

こうした制限は県や市町村など、自治体によってまったく異なるので、「自分が出したい飲食物をどんな調理法で、どんなパッケージで提供したいか」を決めたうえで各自治体に聞いてみてください。

 

いずれにせよ、露店営業許可は縛りが多いので、継続的にイベントで収入を得ていきたい方でも注意が必要です。

 

繰り返しになりますが、インターネットで調べるだけでなく、"必ず"管轄の保健所に臨時営業許可と露店営業許可でなにができるのか、なにができないのかを電話、または直接訪問して確認しておきましょう。

※管轄の保健所は、自分が住んでいるところではなく、イベントやマルシェが開催される市町村の保健所です