融資の自己資金にはどこまで含むの?親や親せきから借りたお金は自己資金?

これからカフェ開業を始めるにあたって、融資を受けようと思う人は多いでしょう。

 

カフェ開業には安くとも300万、高ければ1000万以上のお金がかかるからです。これをすべて自己資金でそろえるのは簡単なことではありません

 

ただ、融資を受けるうえで問題になってくるのがこの"自己資金"という言葉。あなたはこの自己資金という言葉をしっかり理解しているでしょうか。もし正確に理解していなかった場合、最悪、融資を受けられない可能性だってあるのです。

 

今回は、この自己資金について詳しく見ていきましょう。

 

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融資には必須の"自己資金"

日本政策金融公庫(公庫)や銀行から融資を受けるためには、自己資金が必須です。

 

たとえば、日本政策金融公庫の「新創業融資」では、融資申し込み金額の1/10 の自己資金が最低必要となります。公庫でカフェを開業するために500万円のお金を借りようと思ったら、最低でも50万円は自己資金がないと審査すらされないということです。

 

もちろん、実際には、融資申し込み額の1/10の自己資金で審査に通過することはかなり難しいといえます。審査のテーブルに乗せるなら、できれば1/3以上の自己資金は欲しいところでしょう。

 

融資を受けるためには、ある程度の自己資金が必須なのです。

  

人から借りたお金はすべて他人資金

ただ、この自己資金に関して、ときどき勘違いをされている方がいらっしゃいますが、自己資金とは"すべて自分で貯めたお金"を指します。

 

ときどき家族から借りたお金を自己資金として考えている方がいらっしゃいますが、たとえ両親や友人から借りたお金であっても、それは他人資金です。

 

実際、公庫の創業計画書でも、「自己資金」と「親、兄弟、知人、友人等からの借入」はまったく別の欄が用意されています。

 

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自己資金はあくまで"自分で貯めたお金"であることには注意が必要です。

 

とはいえ、やっぱり親兄弟から借りたお金は、普通の金融機関から借りたお金よりも、自己資金に近い見方をされるのも事実。もし、自己資金だけで融資額の1/3の資金をそろえられない人は、親からの援助を含めた額で挑戦してみるのもアリかもしれません。

 

自分で貯めたお金でも……

ただ、いくら完全に自分で貯めたお金とはいっても、審査で厳しい評価を受けるものがあります。それは「計画的に貯められたわけではないお金」、つまり「突発的なイベントで得られたお金」です。

 

分かりやすいところで言えば、ギャンブルで100万円を当てたとしても、仕事でコツコツと貯めた100万円に比べると圧倒的に評価は低くなるでしょう。むしろ、「融資で貸したお金をギャンブルに使われるのでは……?」とマイナス評価になる可能性もあります。

 

こんな極端な例でなくとも、「たまたま始めたばかりの副業が一回だけ大当たりした」「持っている資産を全部売り払ってお金に変えた」などのお金は"計画的に貯めたお金"よりも評価は低くなる可能性があります。

 

もちろん、基本的には自己資金の額が多いに越したことはありません。

 

ですので、まったく自己資金がない人に比べれば評価のされ方は変わるでしょうが、融資審査では、お金の量だけでなく、「どうやってお金を貯めてきたか=計画的にモノゴトを実行できるか」という"人柄"まで見られていることを意識しましょう。

 

実際に融資を受ける段階で、自己資金以外のどんなポイントが重要なのかを知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。きっと、融資を受けるうえで役に立ちますよ。